お金

将来の退職金は財産分与の対象となるの?

離婚の際には婚姻中に夫婦の収入で築いた財産を夫婦で分けて清算して財産分与をする必要があります。 その際に、まだ会社に勤務中で退職していない場合、将来会社から支給されるであろう退職金の財産分与について忘れがちです。 退職金の財産分与について理解して、退職金も…

離婚するときいつの時点の財産を分けるの?

夫婦が離婚する場合、結婚してからそれまでに夫婦で作った財産を分けることになり、これを財産分与といいます。 この財産分与はいつの時点の財産を分けるのでしょうか? 婚姻期間中、一方が留学したり、単身赴任したり、子の学校のために夫婦の一方と子が学校に近くに居住し…

不貞の疑いのある夫からの離婚請求に対し、医学部受験勉強中の子の予備校費用や、医学部進学に関する費用を加味した内容で和解離婚が成立したケース。

40代女性 15歳以上の子あり 相談内容 夫の不貞については、十分な証拠はない。離婚するにしても、子の医学部に向けた教育費をきちんと決めて、離婚したい。 弁護士の対応 夫の不貞の証拠が弱く、他方、妻側にも離婚の原因になりうる事情がありました。そのため、夫が…

不貞の疑いのある夫からの離婚請求に対し、夫名義不動産への一定期間の居住、相場以上の慰謝料、財産分与等を内容とした調停離婚を成立させたケース。

50代女性 成人の子あり 相談内容 夫の不貞についてはっきりした証拠はないが、なるべく有利な形で離婚したい。 弁護士の対応 離婚調停を申し立てました。夫の不貞の証拠は不十分でしたが、夫が早期の離婚を希望していたこともあり、妻の希望する条件にほぼ近い内容で調…

不貞をして有責配偶者であった夫からの離婚請求に対し、別居後10年程度経ていたが、相場以上の慰謝料を内容として和解離婚を成立させることができたたケース。

50代女性 成人の子あり 相談内容 不貞した夫と10年ほど別居していたが、子の独立し、妻の生活も落ち着いてきたので離婚したい。 弁護士の対応 離婚調停を申し立てましたが、条件が合わず、調停は不成立。その後、妻から離婚訴訟を提起しました。別居時を基準とした財…

夫婦の財産である生命保険に仮差押さえをした上で、調停離婚し、財産分与相当額を回収して解決したケース。

50代女性 子無し 相談内容 夫に精神疾患があり、話し合いが困難な状態だが、適切に財産分与して早期に離婚したい。 弁護士の対応 夫には精神疾患があるものの保険解約など財産処分は出来る状態でした。そのため、唯一の婚姻財産であった積み立て型の生命保険の仮差押え…

不貞の疑いのある夫からの離婚請求に対し、不動産取得、慰謝料、算定表以上の養育費支払いを内容とする離婚調停を成立させたケース。

40代女性 15歳未満の子あり 相談内容 夫には、モラハラ、不貞行為があるものの、十分な証拠はない。離婚はしたいが、将来の子との生活が心配である。 弁護士の対応 夫の不貞の証拠は十分ではなかったものの、少なくとも、妻に離婚の原因はなかったこともあり、ほぼ、…

夫婦の財産である不動産に仮差押えした上で離婚訴訟を行い、離婚判決を得て、強制執行を経て、財産分与相当額を回収し、解決したケース。

60代女性 成人の子あり 相談内容 人格障害的な夫と早期に離婚するとともに、婚姻財産の分与を確保したい。 弁護士の対応 理性的な話し合いが出来ない状況であったため、財産の仮差押えから強制執行まで全て強制的な手続きをフルコース行い、離婚と公正な財産分与を実現…

不貞をして有責配偶者であった夫からの離婚請求に対し、妻が不動産を取得することに加え、高額の解決金の支払いを内容とする裁判和解での離婚が成立したケース。

50代女性 成人の子あり 相談内容 夫が単身赴任中に不貞。単身赴任から戻ったのち、夫は1人で家を出てしまった。しばらく別居が続いていたが、夫から離婚訴訟が提起された。 弁護士の対応 別居は続いていましたが、不貞した夫から離婚が認められる程度の別居期間には至…

不貞して有責配偶者であった夫からの離婚請求に対し、不動産取得や養育費一括支払いなど妻にとってとても有利な条件で調停離婚が成立したケース。

40代女性 小学生の子あり 相談内容 不貞継続中の夫からの離婚調停が申し立てられた。離婚に応じるべきか、応じるとしてどのような内容で応じるべきか分からない。 弁護士の対応 離婚調停で、夫は、不貞相手から離婚をせっつかれていたようで、早期の離婚を非常に強く求…

By typeタイプ別で見る離婚

  • 専業主婦・パートの離婚
  • 共働き夫婦の離婚
  • 熟年離婚
  • スピード離婚
  • 長期別居後の離婚
  • 夫が公務員
  • 夫が資産家 (経営者・医師・不労所得など)
  • 国際離婚

この記事を書いた人

弁護士髙木由美子

2000年10月 弁護士登録(第一東京弁護士会所属:53期)。
弁護士登録以降、離婚・国際離婚などの家事事件を中心に扱い、年間100件以上の相談を受けてきました。ご依頼者がベストな解決にたどり着けるためのサポートをすることは当然として、その過程でもご依頼者が安心して進めることが出来るように心がけています。
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