国際離婚

国際裁判管轄~どこで裁判手続きができるの?

国際離婚の場合、どの国が国際裁判管轄を持っているのか、つまり、離婚や離婚に付随する手続きは、どの国で行うことが出来るのかが重要な問題です。 例えば、日本の裁判所に離婚訴訟などの訴えや、養育費審判の申し立てをしても、日本に裁判管轄がないとされてしまうと、訴え…

アメリカ居住のアメリカ人夫と離婚、養育費、面会交流等を取り決めて、日本の裁判所で和解離婚を成立させたケース。

30代女性 小学生未満の子あり 相談内容 アメリカで婚姻生活を送っていたが、夫の期限付きの同意を得て、子を連れて日本に帰国した。そのまま、日本で離婚したい。 弁護士の対応 日本の裁判所に離婚訴訟を提起しました。夫の意向によっては、ハーグ条約による返還請求も…

日本居住のアメリカ人夫に対し、離婚請求をし、親権や財産分与で争いがあったものの、最終的に離婚判決で離婚が認められたケース。

40代女性 小学生以下の子あり 相談内容 モラハラ的言動のある夫だったため、早期に離婚したい。 弁護士の対応 モラハラを理由として離婚訴訟を提起しました。途中、和解の試みもされましたが、財産分与等について夫が独自の考えに固執するなどしたため、和解は出来ず、…

不貞した有責配偶者であるロシア人夫からの離婚請求。夫が妻に慰謝料を支払う内容での調停和解が成立したケース。

40代女性 子無し 相談内容 不貞をするような夫とは離婚したいが、慰謝料も払ってもらいたい。 弁護士の対応 夫からの離婚調停に対応しました。夫は、収入が少なく資産もなかったため、慰謝料を支払うことについては、かなり渋っていました。しかし、夫に早期離婚したい…

アメリカ居住のアメリカ人夫との離婚。日本の裁判所で離婚判決を得ることが出来たケース。

40代女性 15歳未満の子あり 相談内容 日本で婚姻生活を送っていたが、夫が不貞をした挙句、家を出て、アメリカに帰ってしまった。早期に離婚したい。 弁護士の対応 日本の裁判所に離婚訴訟を提起しました。日本で婚姻生活を送っていたことから、日本の裁判管轄が認め…

アフリカ系夫と交渉により家から出て行ってもらい、協議離婚を成立させたケース。

50代女性 15歳以上の子あり 相談内容 家の名義が妻であったことから、夫に家から出て行ってもらって、離婚したい。 弁護士の対応 当初、夫は、離婚や家から出ていくことを拒否していたが、根気よく交渉し、転居先をアレンジするなどして、最終的に協議離婚を成立させ…

アメリカ居住のアメリカ人夫に対し、日本の裁判所で離婚判決を得ることが出来たケース。

30代女性 子無し 相談内容 アメリカで婚姻したが、日本に婚姻届を出していない、夫の居場所がよく分からないが、夫と離婚したい。 弁護士の対応 日本の裁判所に離婚訴訟を提起しました。夫にメールで連絡するなどして、夫の住所を調べ、その住所に裁判所が送達できるよ…

日本に居住しているヨーロッパ系夫が不貞をし、長期の別居をしているが、その間、夫婦の関係は円満だったなどの理由で、夫からの離婚請求が認められなかったケース。

50代女性 15歳以上の子あり 相談内容 不貞をしている夫が、妻に強硬に離婚を求めている。夫からの離婚請求を阻止したい。 弁護士の対応 夫からは離婚訴訟が提起されたので、それに対応しました。夫は不貞をしている有責配偶者でしたが、夫婦関係が破綻した後の不貞で…

台湾居住の台湾人夫との離婚。日本の裁判所で離婚判決を得ることが出来たケース。

50代女性 15歳未満の子あり 相談内容 夫からのモラハラ的言動に耐えられず、別居し、その後、妻は日本に帰国した。早期に離婚をしたい。 弁護士の対応 夫との話し合いによる離婚は難しい状態だったため、直ちに、離婚訴訟を提起しました。台湾は正規のルートでの送達…

By typeタイプ別で見る離婚

  • 専業主婦・パートの離婚
  • 共働き夫婦の離婚
  • 熟年離婚
  • スピード離婚
  • 長期別居後の離婚
  • 夫が公務員
  • 夫が資産家 (経営者・医師・不労所得など)
  • 国際離婚

この記事を書いた人

弁護士髙木由美子

2000年10月 弁護士登録(第一東京弁護士会所属:53期)。
弁護士登録以降、離婚・国際離婚などの家事事件を中心に扱い、年間100件以上の相談を受けてきました。ご依頼者がベストな解決にたどり着けるためのサポートをすることは当然として、その過程でもご依頼者が安心して進めることが出来るように心がけています。
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