日本に居住しているヨーロッパ系夫が不貞をし、長期の別居をしているが、その間、夫婦の関係は円満だったなどの理由で、夫からの離婚請求が認められなかったケース。
- 50代女性
- 15歳以上の子あり
相談内容
不貞をしている夫が、妻に強硬に離婚を求めている。夫からの離婚請求を阻止したい。
弁護士の対応
夫からは離婚訴訟が提起されたので、それに対応しました。夫は不貞をしている有責配偶者でしたが、夫婦関係が破綻した後の不貞であると主張していました。そこで、「破綻後の不貞」ではないこと、つまり、夫婦関係は円満であった証拠を提出し、夫の主張を反駁しました。結果。裁判所は、夫の離婚請求を認めず、妻は離婚を阻止することが出来ました。