不貞して有責配偶者であった夫からの離婚請求に対し、不動産取得や養育費一括支払いなど妻にとってとても有利な条件で調停離婚が成立したケース。

  • 40代女性
  • 小学生の子あり

相談内容

不貞継続中の夫からの離婚調停が申し立てられた。離婚に応じるべきか、応じるとしてどのような内容で応じるべきか分からない。

弁護士の対応

離婚調停で、夫は、不貞相手から離婚をせっつかれていたようで、早期の離婚を非常に強く求めていました。妻側(弁護士)は、妻にとって経済的に有利で根拠のある最大限の条件を提示し協議したところ、夫が同意するに至りました。主な内容として、婚姻中に取得した不動産を全部取得、養育費の一括払い、高額の解決金の支払いでした。夫が自営業で将来の養育費の支払いに妻は不安を感じていたため、養育費の一括を強く求めていました。

この記事を書いた人

弁護士髙木由美子

2000年10月 弁護士登録(第一東京弁護士会所属:53期)。
弁護士登録以降、離婚・国際離婚などの家事事件を中心に扱い、年間100件以上の相談を受けてきました。ご依頼者がベストな解決にたどり着けるためのサポートをすることは当然として、その過程でもご依頼者が安心して進めることが出来るように心がけています。
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